【眉毛サロン監修】似合う眉毛診断!顔の形や骨格から眉毛の形と整え方がわかる

自分にどんな眉毛が似合うのかは、顔の形や眉と関連するおでこの特徴、自眉のタイプなどから導き出すことができます。自分の顔と相性のよい眉毛のタイプを知ることができれば、日頃の眉毛の手入れやアイブロウメイクアップのヒントになるでしょう。

とはいえ、顔の形や眉毛のタイプには無数の種類があるため、「自分の顔に似合う眉毛がわからない」という人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、いくつかの質問に回答するだけで自分に似合う眉毛を診断します。顔の形やおでこの特徴、自眉のタイプ別にどんな眉毛が似合うのか、基本的な眉毛の整え方のポイントなども解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

自分の顔に似合う眉毛を診断してみよう

自分の顔に似合う眉毛は、顔の形・おでこの広さ・おでこの立体感・自眉の形から診断できます。次から続く質問に対して当てはまるものを選択し、自分の顔に似合いやすい眉毛のタイプをチェックしてみてください。

自分の顔の形で当てはまるものはどれ?

人の顔にはいろいろなタイプがあります。以下の5つのタイプのなかから、自分の顔の形に近いものを選択してください。 

① 丸顔

② 卵型

③ 面長

④ 逆三角形

⑤ ベース型

おでこの広さは?

次は、おでこの広さをチェックしてみましょう。おでこの広さの捉え方は人それぞれですが、指が3本入るのが一般的だといわれています。 

① どちらかといえば広め

② どちらかといえば狭め(または普通の広さ)

おでこの立体感は?

続いて、おでこの立体感を確認しましょう。顔を横からみた時、おでこに丸みがあれば立体的、まっすぐであれば平面的を選んでください。迷ったら②の平面的を選べばOKです。

① どちらかといえば立体的

② どちらかといえば平面的(または普通)

自眉の形で当てはまるものはある?

最後に、自眉の生まれつきの形をチェックします。自眉が三角眉・つり眉に該当する人は以下の①②どちらかを、それ以外の人は③を選択してください。

① 三角眉

② つり眉

③ 当てはまるものはない

似合う眉毛の診断結果!5タイプからぴったりの眉毛がわかる

以下の表から、顔の形・おでこの広さ・おでこの立体感・自眉のタイプで選択した組み合わせの「似合う眉タイプ」をチェックしてみてください。

顔の形おでこの広さおでこの立体感自眉のタイプ似合う眉タイプ
丸顔広い立体的該当なしA
三角眉
つり眉
平面的該当なしB
三角眉
つり眉
狭い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしD
三角眉
つり眉
卵型広い立体的該当なしA
三角眉
つり眉
平面的該当なしB
三角眉
つり眉
狭い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしD
三角眉
つり眉
面長広い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしE
三角眉C
つり眉D
狭い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしE
三角眉C
つり眉D
逆三角形広い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしE
三角眉C
つり眉D
狭い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしE
三角眉C
つり眉D
ベース型広い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしD
三角眉
つり眉
狭い立体的該当なしC
三角眉
つり眉
平面的該当なしD
三角眉
つり眉

【A】角度をつけたアーチ眉

診断結果が【A】だった人には、少し角度をつけたアーチ眉が似合う傾向があります。通常のアーチ眉よりも全体的にアーチを強めにつけるのがポイントです。

角度をつけたアーチ眉の描き方のポイント

  1. 眉頭は眉山より7mmほど低い位置に作る
  2. 眉山は黒目外側の真上あたりに作る
  3. 眉の上下の輪郭はなだらかなカーブ状に描く

【B】角度をつけたストレート眉

診断結果が【B】だった人には、少し角度をつけたストレート眉が似合う傾向があります。通常のストレート眉よりも角度を強めにつけるのがポイントです。

角度をつけたストレート眉の描き方のポイント

  1. 眉頭は眉山より5mmほど低い位置に作る
  2. 眉山は黒目外側の真上あたりに作る
  3. 眉の上下の輪郭はまっすぐ直線状に描く

【C】角度の緩やかなアーチ眉

診断結果が【C】だった人には、角度の緩やかなアーチ眉が似合う傾向があります。緩やかなアーチ眉は、やわらかな印象を与えやすいのが特徴です。

角度の緩やかなアーチ眉の描き方のポイント

  1. 眉頭は眉山より3〜4mmほど低い位置に作る
  2. 眉山は黒目外側の真上あたりに作る
  3. 眉の上下の輪郭はなだらかなカーブ状に描く

【D】角度の緩やかなストレート眉

診断結果が【D】だった人には、角度の緩やかなストレート眉が似合う傾向があります。眉頭から眉山まで、自眉に沿ってまっすぐなラインで描くのがポイントです。

角度の緩やかなストレート眉の描き方のポイント

  1. 眉頭は眉山より2〜3mmほど低い位置に作る
  2. 眉山は黒目外側の真上あたりに作る
  3. 眉の上下の輪郭はまっすぐ直線状に描く

【E】平行眉

診断結果が【E】だった人には、平行眉が似合う傾向があります。平行眉は、韓国風メイクにも欠かせない眉タイプです。

平行眉の描き方のポイント

  1. 眉下のラインを平行に描く
  2. 眉山は目尻の真上あたりに作る
  3. 眉頭の上の部分を描き足す
  4. 色は眉頭が薄く、眉尻が濃くなるように描く

顔の形別!似合う眉毛の特徴

顔の形別に似合いやすい眉毛の特徴を解説します。

丸顔に似合う眉毛の特徴

丸顔さんには、顔の輪郭と同じくなだらかな丸みのあるアーチ眉がマッチします。目の横幅よりも長めの眉の方が小顔効果を期待できます。

直線系の眉も似合いますが、直線感を際立たせ過ぎると顔の輪郭とのミスマッチが生まれるため要注意です。また、眉が短いと余白が目立ってしまうため、やや長めを意識して描きましょう。

面長の顔に似合う眉毛の特徴

面長さんには、直線平行眉がおすすめです。横方向に平行な直線平行眉は、縦に長い顔のシルエットを補い、全体的なバランスを整えてくれます。面長さんの顔の横幅は狭く見えるため、眉もあまり長くは描かず、短めに描いた方がよいでしょう。

カーブが大きいアーチ眉や傾きが大きい直線眉は、顔の縦長さを強調してしまう可能性があります。角度はつけすぎず、平行な眉やなだらかなアーチの眉がおすすめです。

卵型の顔に似合う眉毛の特徴

丸顔と面長の中間的な卵型の顔には、アーチ眉・直線眉のどちらもマッチします。やわらかい印象に仕上げたいならアーチ眉、大人っぽい印象に仕上げたいなら直線眉にするとよいでしょう。

面長さんと同じくやや縦に長い卵型の顔には、短めの眉が似合います。眉が長すぎる眉よりも短い眉のほうが、顔を小さく見せられますよ。

ベース型の顔に似合う眉毛の特徴

ベース型の顔には、少し角度のあるアーチ眉がおすすめです。平行な眉よりも5度ほど角度をつけた方が、ベース型の顔のフェイスラインをすっきり見せられます。ベース型の顔の場合は、やや長めに描いた方が小顔効果が期待できるでしょう。

ただし、真っ直ぐな眉やカクカクした眉は、フェイスラインを強調しすぎてしまう可能性があります。眉はなだらかなアーチ状を意識し、特に眉山から眉尻にかけてのラインはやわらかいカーブになるよう描いてください。

逆三角形の顔に似合う眉毛の特徴

逆三角形の顔には、長めの直線平行眉がよく似合います。眉山から眉尻の部分だけゆるやかなカーブを意識すれば、顔の輪郭とのバランスが取れてやさしい印象に仕上がります。

逆三角形の顔は、骨格的にハチが張って見えやすいのも特徴です。短い眉よりも、余白を埋められる長めの眉の方が小顔効果が期待できますよ。

おでこの広さ別!似合う眉毛の特徴

おでこの広さによっても似合う眉毛の特徴は異なります。

おでこが広い顔に似合う眉毛の特徴

おでこが広めの人には、やや高めの眉毛が似合います。眉毛を目に近い位置(低い位置)にしてしまうと、額の広さが強調されるため注意してください。眉の上側を書き足すなどして眉の位置を高く見せ、バランスを取りましょう。

おでこが狭い顔に似合う眉毛の特徴

おでこが狭めの人には、やや低めの眉毛が似合う傾向があります。眉を目に近い低めの位置に調整すれば、額を広く見せられ全体のバランスが取れますよ。ナチュラルな太眉を意識してメイクアップすると、眉の位置を低めに見せられるでしょう。

おでこの立体感別!似合う眉毛の特徴

おでこの立体感によっても似合う眉の特徴が違います。

立体感のあるおでこに似合う眉毛の特徴

おでこに立体感がある人には、アーチ眉がおすすめです。おでこに立体感があると彫りが深めに見えることがあります。同じく立体的なアーチ眉にすると顔全体の調和が取れて自然に仕上がるでしょう。

平面的なおでこに似合う眉毛の特徴

おでこが平面的な人には、ストレート眉が適しています。平面的なおでこの人はややのっぺりとした印象になりやすいのが特徴です。キリッとしたストレート眉でメリハリをつけると、全体的なバランスが取れますよ。

眉のタイプ別!似合わせ眉を紹介

自眉のタイプ別に似合わせ眉を紹介します。

下がり眉の人におすすめの似合わせ眉

自眉が下がり眉の人には、アーチ眉かストレート眉がよく似合います。下り眉を整えるときは、眉山が眉頭より高くなるように調整しましょう。まず、眉山が眉頭と同じ高さになるように描き足します。続いて、眉頭の上側を少しだけカットしてください。眉尻が眉頭より下がっているときは、下がっている部分をカットするとよいでしょう。

三角眉の人におすすめの似合わせ眉

自眉が三角眉の人にも、アーチ眉や角度をつけすぎないストレート眉が似合いやすい傾向があります。ただし、自眉を活かしづらい平行眉に整える場合は、表情が不自然になりやすいため注意が必要です。

三角眉を整えるときは、三角形の頂点にあたる眉山を1〜2mm程度カットします。続いて、全体のバランスを見ながら、眉頭・眉尻の上側を描き足しましょう。三角眉の整え方に関しては以下の記事で解説しているため、あわせて参考にしてみてください。

▶︎三角眉の整え方&メイク術を眉毛サロンが解説!ベストな形も紹介

つり眉の人におすすめの似合わせ眉

自眉がつり眉の人にも、アーチ眉や角度をつけすぎないストレート眉がよく似合います。一方、三角眉の人と同様に平行眉は自眉を活かしづらいためおすすめできません。つり眉からストレート眉に整える場合は、眉山を目尻の上辺りに作ります。眉尻はスッと下ろし、細めに整えましょう。

綺麗な眉毛に仕上げるための基本的なポイント

綺麗な眉毛に仕上げるためには、理想的な眉毛のベストバランスを意識しましょう。位置・形・太さ・色・濃淡のポイントを解説するので、チェックしておきましょう。

なお、基本的な眉毛の整え方・描き方・カット方法については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

▶︎眉毛の整え方/描き方/カット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介

理想的な眉毛の位置

理想的な眉の位置は、ベストなフェイスラインの法則により決定します。顔の各パーツに注目して、顔の横幅・縦幅を理想的な比率に整えることが重要です。自分の顔の比率は、自分の顔を撮影した写真に写真加工アプリなどでグリッド線を引けばチェックできます。

横の生え際から反対の生え際までの間を顔の横幅とすると、顔の横幅は眉間の幅の5倍がベストな長さです。眉間の間の幅を基準に、グリッド線などで顔を横に5分割できるように調整しましょう。

顔の横幅のベストな比率

顔の横幅=眉間の幅×5

額の生え際から顎先までの長さを顔の縦幅とすると、顔の縦幅は額の生え際から眉頭の下までの長さの3倍がベストな長さです。顔の縦幅をグリッド線などで3分割し、額の生え際から眉頭までの長さが基準になるように調整してください。

顔の縦幅のベストな比率

顔の縦幅=額の生え際から眉頭までの長さ×3

理想的な眉毛の形

眉毛には、眉頭・眉山・眉尻の3つのパートがあります。

眉頭は鼻から眉毛下の骨にかけて、カーブが始まる場所にあるのがベストです。眉頭の位置は、顔全体のバランスを左右する重要なポイントなので注意深く定めましょう。

眉山は、顔の正面から側面に落ちる手前に作ります。眉の中では一番高い位置に眉山を持ってくるのもポイントです。眉山が低いと立体感が物足りない印象になってしまうため、少しでも眉頭より高くなるように作りましょう。

眉尻は、上唇中央から目尻を繋いだ延長線上に作りましょう。眉尻は眉頭より高い位置にするのがポイントです。

顔は、眉頭から眉山が正面として認識されます。眉頭から眉山への距離が長いとやや大きめの顔、短いとパーツが中心に集まったような顔に捉えられます。

左右で差がある眉骨の形や、顔の側面の角度などを意識した調節も大切です。例えば、正面から見た顔の横幅は、顔の側面の角度が急だと短く、逆に角度が緩やかだと長く見えます。横幅が狭い顔に長い眉を描くと浮いて見えてしまうため、顔の特徴に合わせて眉毛を整えましょう。

理想的な眉毛の太さ

眉の形と位置が決まれば、太さは自ずと見えてきます。太さの目安としては、目の縦幅の2分の1〜3分の2ほどです。眉頭を一番太く、眉尻に向かってだんだん細くなっていくように太さを調節しましょう。

理想的な眉毛の色・濃淡

眉の色は、髪色との相性を考慮して決めるのが基本です。髪色よりもワントーン淡い色にすると、垢抜けた自然な仕上がりになります。黒髪に似合う眉色については、以下の記事をチェックしてみてください。

▶︎黒髪に合う眉毛の色は?濃さやパーソナルカラーごとの色などを眉毛サロンが解説

パーソナルカラーを考えた眉色の決め方も可能です。イエローベースの人にはオレンジ系や黄色系、ブルーベースの人には赤系のブラウンが似合う傾向があります。

自然な眉は黒目の上あたりが一番濃く、眉頭・眉尻はやや薄くなっています。メイクの際も同じ濃淡のバランスを再現すると、立体感のある自然な眉に仕上がるでしょう。

自分に似合う眉毛がわからない人にはアナスタシア ミアレがおすすめ

本記事では、顔の形やおでこの特徴などからわかる、自分に似合いやすい眉毛のタイプについて解説しました。もちろん似合うと診断されたタイプ以外の眉毛に整えるのもOKですが、自眉を整える際のヒントにしてみてくださいね。

とはいえ、眉毛は客観視するのが難しいパーツです。例えば、右眉を手入れするときは右目に焦点があってしまうため、正面からのバランスで整えられません。遠くから引いて全体を捉えようとすると、細かい部分がよく見えず上手に整えるのが難しくなってしまいます。

眉毛を整えるときには、立体的に生えている眉毛を、正面・斜め・横などさまざまな角度から見極める必要があります。誰かの眉を真似しても、自分にぴったりの眉にはなりません。だからこそ、プロによるその人に合ったアイブロウメイクアップのポイントの見極めが大事です。

眉毛サロンANASTASIA MARAY(アナスタシア ミアレ)では、自眉を最大限生かし、骨格・筋肉・フェイスバランスや毛質・毛の生え方などを考慮した眉の整え方・描き方をレクチャーしています。また、アナスタシア ミアレでは初回限定キャンペーンも実施しております。自分に合った眉の整え方を知りたい方は、ぜひお近くのサロンにご相談ください。

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