
困り眉の整え方とは?八の字の解消や原因を眉毛サロンが解説
困り眉とは、ハの字のような形の眉毛のことです。幼くかわいい印象から以前は流行り眉になっていた時期もありましたが、人によっては不自然に感じたり、男性の場合は頼りなく見えてしまったりするケースもあります。
困り眉は、正しく整えることで解消可能です。とはいえ、困り眉に悩んでいる人には「困り眉の整え方がわからない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、困り眉の整え方のポイントを解説します。そもそも困り眉とはどんな眉なのか、困り眉になってしまう原因なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


監修者
アナスタシア ミアレ
アイブロウトリートメントのパイオニアブランド
眉だけに特化し、その人の魅力を最大限に引き出していくアイブロウトリートメントのパイオニアブランド「アナスタシア ミアレ」。独自の理論と技術で、その人が本来もつ美しさを呼び覚まし、眉の可能性を確実に広げています。

執筆者
美眉総研編集部
眉に関するトレンドや眉で美しくなるための情報を発信するスペシャルサイト。さまざまなコンテンツで、眉からはじまる美の可能性を見い出します。「アナスタシア ミアレ」で培われた専門的な知見を活かして、コンテンツを制作中。
目次
困り眉とは

困り眉とは、左右の眉が「ハの字」になっている眉のことです。下がり眉やハの字眉とも呼ばれます。困り眉では、本来、眉のなかで最も高い位置にある眉山が、眉頭よりも低い位置にあるのが特徴です。
また、眉山・眉尻の存在感が薄く、眉頭だけが強調されている「まろ眉」も困り眉の一種です。まろ眉の人向けの眉の整え方やメイク術については、以下の記事を参考にしてみてください。
困り眉はかわいい?周囲に与える印象

困り眉にどんな印象を持つかどうかは人それぞれです。なかには「幼く見える」「かわいい」といった印象を持つ人もいます。そのため、困り眉だからといって必ずしも直す必要はありません。
過去には、困り眉が流行り眉となっていた時期もありました。なお、トレンド眉については以下の記事で詳しく解説しています。気になる場合は、ぜひチェックしてみてください。
▶︎2025年のトレンド眉とは?形や整え方を眉毛サロンが解説!
一方、男性の困り眉はやや頼りない印象を持たれやすい点には注意が必要です。眉の形を整えて、自分の顔に似合う理想の眉を目指すことをおすすめします。
困り眉になってしまう原因

困り眉になってしまう主な原因は、生まれつきの眉の形や骨格のほか、眉メイク・セルフカットなどが挙げられます。
生まれつきの眉の形や骨格
生まれつき眉山の生えてくる位置が低い人は、困り眉になりやすい傾向があります。眉毛の生え方は、骨格や筋肉のつき方などによって決まります。
眉メイクやセルフカット
眉メイクやセルフカットも、困り眉になってしまう原因の1つです。たとえば、ストレート眉を整えるとき、眉頭から眉山までのラインを並行に描いてしまうと、眉頭と眉山の高さバランスが崩れて困り眉になってしまう可能性があります。また、眉山をセルフカットで削ると困り眉になってしまう場合があるため注意してください。
困り眉の整え方のポイント
困り眉の整え方のポイントを解説します。なお、アイブロウメイクアップ術を含む基本的な整え方については、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
▶︎アイブロウとは?意味やメイクアップ術を眉毛サロンが解説!
アイブロウペンシルで眉の輪郭を描く!困り眉を直すなら眉山・眉尻の位置を意識して

スクリューブラシで毛流れを整えたら、アイブロウペンシルで理想的な眉の輪郭を描きます。困り眉を整える場合、眉山と眉尻の位置が重要です。眉山は眉全体のなかで最も高い位置に、眉尻は少しでも眉頭よりも高い位置に作り、困り眉の原因となっている眉山・眉尻の低さを解消しましょう。
困り眉の人が眉の輪郭を描く場合、自眉がないところにもラインを引く必要があるケースもあります。その部分は次のステップでパウダーを使って埋めるため、気にせず理想的な眉の輪郭を描きましょう。
眉頭・眉山・眉尻の位置については、以下のポイントも参考にしてください。
<困り眉から理想的な眉に整えるための眉頭・眉山・眉尻の位置>
- 眉頭は小鼻の真上
- 眉山は黒目の外側と目尻の間
- 眉尻は眉頭以上の高さ
- 長めの眉の眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
- 短めの眉の眉尻は口角と目尻を結んだラインの延長線上
<困り眉から理想的な眉の形に整えるためのポイント>
- 眉頭を一番太くして眉尻にかけてだんだん細くなるようにする
- 眉山を一番高くして立体感を出す
- 眉の太さは目の縦幅の2分の1〜3分の2程度にする
このとき、アイブロウペンシルは真ん中より後ろ側を持ち、力まずに使うのがポイントです。指に力を入れるのではなく、手首を軸にしてペンを動かしましょう。軽いタッチで描いた方が、ナチュラルに眉毛の輪郭を描けますよ。
アイブロウパウダーで隙間を埋める

理想的な眉の輪郭が描けたら、隙間をアイブロウパウダーで埋めていきましょう。困り眉を直す形にペンシルで描いた輪郭をぼかすようにパウダーをのせると、ナチュラルな眉に仕上がります。
眉全体の濃淡のバランスもここで整えましょう。黒目の上あたりを一番濃く、眉頭を薄めに、眉尻を少し濃いめに調整するとバランスの取れた綺麗な眉になります。
アイブロウジェルで毛流れを固定する

眉全体が描けたら、アイブロウジェルで毛流れを固定しましょう。眉頭は立体感を意識して立ち上げ、眉尻に向かって毛流れを整えます。眉毛が硬めの人は、眉尻から眉頭へ毛流れとは逆方向にジェルをのせてみましょう。
困り眉の人は、眉の中間あたりから眉尻にかけて、斜め下方向に毛流れが落ちている場合があります。困り眉を直すなら、眉の中間あたりから眉山までの毛流れは横向きを意識し、斜め下に落ちないようにしましょう。
眉メイクからはみ出た毛をカットする

最後に、眉メイクからはみ出ている毛があればカットします。眉バサミで毛先から徐々にカットしていきましょう。困り眉を整える場合、眉頭の上部分や眉尻を少し削る必要があるケースがあります。
次は、眉毛全体の長さと量の調整です。コームで眉毛を下から持ち上げ、眉毛の上の輪郭に合わせます。コームからはみ出た眉毛は他よりも長い毛なので、その毛だけをカットしてください。このとき、眉毛全体で長さが一律になるようにカットするのはNGです。眉毛の長さを一律に揃えてしまうと、ナチュラル感がなくなりのっぺりとした印象の眉になってしまうため注意してください。
ほとんどの場合、眉メイクからはみ出た毛をカットするだけでも十分に素敵な雰囲気に仕上がります。長さを調節するよりも、自然な眉毛をどのように活かすかをまず検討しましょう。
目指す眉の形別!困り眉から別の眉への整え方のポイント

自眉が困り眉の人も、アーチ眉や平行眉といったさまざまな形の眉を目指せます。以下の記事では、目指す眉の形別の整え方のポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▶︎眉毛の整え方/描き方/カット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介
困り眉の整え方に関するよくある質問
困り眉の整え方に関するよくある質問とその回答を紹介します。
男性の困り眉の整え方は?
困り眉の整え方は、男性も女性も基本的には同じです。眉尻の下がっている部分を削るだけでも平行眉風に整えることはできますが、ミスをして不自然な眉になってしまうリスクがあります。無理に自分で整えようとするのではなく、眉毛サロンに相談することをおすすめします。
困り眉と下がり眉の違いは?
困り眉と下がり眉は、ほぼ同じものとして扱われています。
困り眉を自分で整える自信がないときは?
困り眉を自分で整えるのが難しいときは、眉毛サロンに行ってみましょう。眉毛サロンには、眉毛を整えてくれるだけでなく、眉レッスンとして整え方やメイクアップ術をレクチャーしてくれるところもあります。うまく眉毛を描けずに困っている人は、眉毛サロンの眉レッスンを受けてみてください。
アナスタシア ミアレでも、眉レッスン「パーソナルトレーナーレッスン」を提供しています。骨格・筋肉・フェイスバランスなどを考慮した「あなただけの眉」に整える方法を学べるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▶︎アナスタシアミアレの眉レッスンとは?施術内容や料金、実施店舗などを紹介!
困り眉から理想的な眉に整えるならアナスタシア ミアレがおすすめ

本記事では、困り眉の整え方について解説しました。困り眉は、眉山や眉尻を適切な位置に描くことで解消することができます。困り眉が気になっている人は、今回紹介した整え方のポイントを参考に、眉毛を整えてみてください。
とはいえ、眉毛は客観視するのが難しいパーツです。例えば、右眉を手入れするときは右目に焦点があってしまうため、正面からのバランスで整えられません。遠くから引いて全体を捉えようとすると、細かい部分がよく見えず上手に整えるのが難しくなってしまいます。
眉毛を整えるときには、立体的に生えている眉毛を、正面・斜め・横などさまざまな角度から見極める必要があります。誰かの眉を真似しても、自分にぴったりの眉にはなりません。だからこそ、プロによるその人に合ったアイブロウメイクアップのポイントの見極めが大事です。
眉毛サロンANASTASIA MIARAY(アナスタシア ミアレ)では、自眉を最大限生かし、骨格・筋肉・フェイスバランスや毛質・毛の生え方などを考慮した眉の整え方・描き方をレクチャーしています。また、アナスタシア ミアレでは初回限定キャンペーンも実施しております。自分に合った眉の整え方を知りたい方は、ぜひお近くのサロンにご相談ください。
