
眉毛がない人の描き方やアイブロウを眉毛サロンが解説
眉毛がない箇所がある人や、眉毛がまったくない人でも、適切にアイブロウメイクアップをすればナチュラルな眉毛に仕上げられます。
とはいえ、眉毛がないところは自眉に沿って描けないため、「眉毛がないところの描き方がわからない」「まったく眉毛がない人向けの整え方・描き方を知りたい」といった人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、眉毛がない人向けの描き方のポイントを解説します。眉がまったくない人だけでなく、まろ眉・薄眉・細眉など一部眉毛がない人に適した描き方も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。


監修者
アナスタシア ミアレ
アイブロウトリートメントのパイオニアブランド
眉だけに特化し、その人の魅力を最大限に引き出していくアイブロウトリートメントのパイオニアブランド「アナスタシア ミアレ」。独自の理論と技術で、その人が本来もつ美しさを呼び覚まし、眉の可能性を確実に広げています。

執筆者
美眉総研編集部
眉に関するトレンドや眉で美しくなるための情報を発信するスペシャルサイト。さまざまなコンテンツで、眉からはじまる美の可能性を見い出します。「アナスタシア ミアレ」で培われた専門的な知見を活かして、コンテンツを制作中。
目次
タイプ別!眉毛がない人の描き方のポイント

「眉毛がない」と感じる人の眉毛は、まろ眉・薄眉・細眉になっている場合があります。あるいは、眉毛がまったくない人もいるでしょう。ここでは、眉のタイプ別に、眉毛がない箇所の描き方のポイントを解説します。
なお、アイブロウメイクアップ術を含む、より基本的な眉毛の整え方については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせて参考にしてみてください。
▶︎アイブロウとは?意味やメイクアップ術を眉毛サロンが解説!
眉山・眉尻がない「まろ眉」の人の描き方のポイント
まろ眉とは、眉頭だけが強調され、眉山・眉尻まわりの毛が薄い眉のことです。まろ眉の人は、薄くなっている、あるいは眉毛がない眉山・眉尻を中心に描き足すと、自然な眉毛に仕上げることができます。
まろ眉については、以下の記事でも解説しています。まろ眉の整え方について知りたい場合は、あわせてチェックしてみてください。
コンシーラーやファンデーション+フェイスパウダーで毛のない箇所のベースを整える

まずは、眉毛がない箇所にコンシーラーやファンデーション、フェイスパウダーなどをのせてしっかりブラッシングし、アイブロウメイクアップをするベースを整えましょう。まろ眉の場合は、眉山・眉尻が来るべき箇所にのせます。これにより、眉毛がない箇所に毛を描き足しやすくなりますよ。
アイブロウペンシルで眉山・眉尻を含む眉のシルエットを描く

次に、アイブロウペンシルで眉の形を描きましょう。まろ眉の場合、毛が生えていない眉尻側を大きく描き足す必要があります。
まず、眉下のラインを引いたあと、眉尻から眉山に向かってラインを描きます。眉山に角度をつけて、眉山から眉頭に向かってラインを引きましょう。眉上のラインは、眉下のラインと平行になるようにするのがポイントです。
眉の形と位置は、以下のポイントを参考に描いてみてください。
<理想的な眉の形に整えるためのポイント>
- 眉頭を一番太くして眉尻にかけてだんだん細くなるようにする
- 眉山を一番高くして立体感を出す
- 眉の太さは目の縦幅の2分の1〜3分の2程度にする
<理想的な眉に整えるための眉頭・眉山・眉尻の位置>
- 眉頭は小鼻の真上
- 眉山は黒目の外側と目尻の間
- 眉尻は眉頭以上の高さ
- 長めの眉の眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
- 短めの眉の眉尻は口角と目尻を結んだラインの延長線上
このとき、アイブロウペンシルは真ん中より後ろ側を持ち、力まずに使うのがポイントです。指に力を入れるのではなく、手首を軸にしてペンを動かしましょう。軽いタッチで描いた方が、ナチュラルに眉毛の輪郭を描けますよ。
アイブロウパウダーをぼかすようにのせる

眉の輪郭を描いたら、眉山から眉尻、眉頭の順にアイブロウパウダーで隙間を埋めていきましょう。まろ眉の場合、毛のある眉頭と毛がない眉山・眉尻とで濃淡のバランスが崩れないように注意してください。輪郭のラインをぼかすようにするのがナチュラルに仕上げるためのポイントです。
パウダーを馴染ませるのに使うアイブロウブラシも、後ろの方を軽くつまむように持ちましょう。アイブロウペンシルと同じく、力まずに軽いタッチで使うのがナチュラル眉の描き方のコツです。
眉毛がない部分はアイブロウライナーで1本ずつ描き足す

眉毛が生えていない箇所は、アイブロウライナーで毛を1本ずつ描き足しましょう。1本ずつ描いたほうが、眉全体がのっぺりとせずナチュラルに仕上がりますよ。
1本ずつ眉を描く際は、毛流れを意識しましょう。まろ眉の場合、眉山・眉尻周辺の毛がないケースが一般的です。眉の中心〜眉山は内から外に横向きの毛流れを、眉山〜眉尻はやや斜め下方向の毛流れを意識すると、自然な見た目になるでしょう。
毛量が少ない「薄眉」の人はアイブロウパウダーで毛量感をプラスして!
全体的に毛量が少ない薄眉の人は、毛量感をプラスするアイブロウメイクアップで、自然な眉毛に仕上げられます。
眉全体にふんわりアイブロウパウダーをのせる

まずは、眉全体にアイブロウパウダーをのせていきましょう。比較的薄めの色のパウダーを選び、ふんわりとのせるのがポイントです。眉頭の上あたりにパウダーをのせすぎると、きつい印象の眉になる場合があるため注意しましょう。
眉の範囲からはみ出てしまったパウダーは、綿棒などで修正すればOKです。
濃い色のパウダーで濃淡のバランスを整える

次に、やや濃い色のアイブロウパウダーを使って、眉全体の濃淡のバランスを整えます。眉は、眉尻を一番濃く、黒目の上あたりはやや濃いめに、眉頭は一番薄くするのがポイントです。このバランスを意識して濃淡を整えれば、ナチュラルな濃さの眉に仕上がりますよ。
眉下が削れた「細眉」の人はペンシルとパウダーで太さを演出!
細眉の人は、眉下が削れて眉毛がない状態になっているケースがよく見られます。アイブロウペンシル・アイブロウパウダーで眉下を描き足せば、理想的な太さの眉に調整可能です。
アイブロウペンシルで眉下のラインを描いて太くする

まずは、アイブロウペンシルを使って、眉の輪郭を描きます。細眉の人は眉下が削れている場合が多いため、自眉よりも太くなるように輪郭を描きましょう。
眉の太さの目安は、目の縦幅を基準に決められます。目の縦幅の2分の1〜3分の2ほどの太さになるように、眉下のラインをふくらませて眉を太くしてください。
アイブロウパウダーで隙間を埋めて太い眉に
眉の輪郭を太く描けたら、その隙間をアイブロウパウダーで埋めていきましょう。描いた輪郭をぼかすようにパウダーをのせると、ナチュラルな眉に仕上がります。
眉全体の濃淡のバランスも重要です。黒目の上を一番濃く、眉尻をやや濃くして、眉頭を薄めにすると自然に見えますよ。
眉毛がないところはアイブロウライナーで描き足す

眉下に毛がまったくない箇所がある場合は、アイブロウライナーで毛を1本ずつ描き足しましょう。自眉の毛流れに合わせるように毛の方向を意識して描くのがポイントです。
眉がまったくない人はアイブロウライナーで1本ずつ眉毛を描こう!
眉毛がまったくない人も、アイブロウライナーで1本ずつ毛を描けば綺麗な眉に仕上げられます。
コンシーラーやファンデーション+フェイスパウダーでベースを整える

まずはこれから眉毛を描く箇所にコンシーラーやファンデーション、フェイスパウダーを使ってアイブロウメイクアップのベースを整えましょう。毛がまったくない箇所は引っかかりがないため、いきなりメイクを開始してもうまく眉を描けません。こうした事前準備によって、綺麗に眉を描けるようになりますよ。
アイブロウペンシルで眉の輪郭を描く

まずは、アイブロウペンシルで眉の輪郭を描きましょう。眉の形と位置は、以下のポイントを参考に描いてみてください。
<理想的な眉の形に整えるためのポイント>
- 眉頭を一番太くして眉尻にかけてだんだん細くなるようにする
- 眉山を一番高くして立体感を出す
- 眉の太さは目の縦幅の2分の1〜3分の2程度にする
<理想的な眉の位置に整えるためのポイント>
- 眉頭は小鼻の真上
- 眉山は黒目の外側と目尻の間
- 眉尻は眉頭以上の高さ
- 長めの眉の眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
- 短めの眉の眉尻は口角と目尻を結んだラインの延長線上
アイブロウパウダーでぼかしを入れつつ隙間を埋める

眉の輪郭が描けたら、アイブロウパウダーで隙間を埋めていきます。ペンシルで描いた輪郭をぼかしつつパウダーをのせましょう。
アイブロウライナーで毛を1本ずつ描き足す

次に、アイブロウライナーで眉毛を1本ずつ描き足します。このとき、リアルな毛流れを意識するのが、ナチュラルな眉に仕上げるためのポイントです。
通常、眉毛は眉頭・眉の中心付近・眉山〜眉尻のそれぞれで毛の生えている方向が異なります。アイブロウライナーで眉毛を描くときは、この方向を意識しましょう。
<眉毛が生えている方向>
- 眉頭:下から上
- 眉の中心付近:横向き(内から外方向)
- 眉山〜眉尻:斜め上から斜め下向き(内から外方向)
眉頭は、下から上方向に立ち上げるように描きます。眉頭から眉の中間付近にかけて少しずつ横方向に倒していきましょう。眉山〜眉尻の部分は、斜め上から斜め下に落とすように毛流れを作ります。
眉毛がない人におすすめのアイブロウメイクアップアイテム
眉毛がない人におすすめのアイブロウメイクアップアイテムをいくつか紹介します。持っていないものがあれば、この機会に準備しておきましょう。
ブロウペンシル
ブロウペンシルは、輪郭や眉毛1本1本描くのにつかいます。眉の輪郭を描くのに使います。とくに、眉の形を調整する必要があるまろ眉・細眉・眉がまったくない人にとっては、必須のアイテムだといえるでしょう。
ブロウパウダー
ブロウパウダーは、ペンシルで描いた眉のすき間をう埋めたり、濃淡を整えたりするのに使うアイテムです。眉毛がない人のアイブロウメイクアップでは必ず使うため、事前に用意しておきましょう。濃淡2色の組み合わせなので、眉全体の濃さのバランス調整も可能です。
ブロウポマード
「アナスタシア ミアレ ブロウポマード」は、眉毛のすき間を埋めるベースづくりから、細く繊細な毛質の再現までできるアイブロウ用ポマード眉の隙間を埋めたり眉毛を1本ずつ描いたりするシーンで便利なアイテムです。密着性と速乾性に優れ、なめらかな描き心地とツヤのある質感を実現できます。
眉毛がない人にとっては、アイブロウメイクアップの幅広いシーンで活用できます。水・汗・皮脂に強いため、描いた眉毛を長時間キープできますよ。
ラスティング ブロウライナー
「アナスタシア ミアレ ラスティング ブロウライナー」は、なめらかな描き心地で1日中キレイが続く
アイブロウペンシル眉毛を1本ずつ描きたいときに便利です。水・汗・皮脂・こすれに強く、綺麗な眉を一日中キープできます。ミディアムブラウンとチャコールブラウンの2色があるため、目指したい眉色によって適したほうを選んでください。
眉毛がない人が目指す眉の形別!描き方のポイント
眉毛がない人も、アーチ眉・平行眉・キリリ眉といったいろいろな眉を目指せます。以下の記事では、目指す眉の形別の整え方・描き方のポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▶︎眉毛の整え方/描き方/カット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介
眉毛がない人の眉の描き方に関するよくある質問
眉毛がない人の眉の描き方に関するよくある質問とその回答を紹介します。
自眉が気に入らないときは全剃りしてメイクしたほうがいい?
自眉が気に入らないからといって、全剃りするのはおすすめできません。眉毛を全剃りしてしまうと元に戻るまで時間がかかるだけでなく、生えてきづらくなってしまうリスクもあります。基本的には、自眉を最大限活かしながら、自分に似合う眉を目指すようにしましょう。
眉毛が生えてこないときはどうすればいい?
眉毛が生えてこないときは、アイブロウメイクアップで描いて整えましょう。顔の輪郭や骨格によって似合う眉のタイプは異なりますが、眉毛がなくてもいろいろな眉を目指せますよ。
眉毛が上手く描けないときはどうすればいい?
眉毛を上手く描くのが難しいときは、眉毛サロンに行ってみましょう。眉毛サロンには、眉毛を整えてくれるだけでなく、眉レッスンとして整え方やメイクアップ術をレクチャーしてくれるところもあります。うまく眉毛を描けずに困っている人は、眉毛サロンの眉レッスンを受けてみてください。
アナスタシア ミアレでも、眉レッスン「パーソナルトレーナーレッスン」を提供しています。骨格・筋肉・フェイスバランスなどを考慮した「あなただけの眉」に整える方法を学べるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▶︎アナスタシアミアレの眉レッスンとは?施術内容や料金、実施店舗などを紹介!
アナスタシア ミアレなら眉毛がない人でも理想の眉毛を実現できる
本記事では、眉毛がない人向けの眉の描き方について解説しました。まろ眉・薄眉・細眉の人は、生えていない箇所をペンシルやパウダーで補うことで、理想的な眉を目指せます。まったく眉毛がない人も、アイブロウライナーで1本ずつ描き足すことで、ナチュラルな眉に仕上げることが可能です。
とはいえ、眉毛は客観視するのが難しいパーツです。例えば、右眉を手入れするときは右目に焦点があってしまうため、正面からのバランスで整えられません。遠くから引いて全体を捉えようとすると、細かい部分がよく見えず上手に整えるのが難しくなってしまいます。
眉毛を整えるときには、立体的に生えている眉毛を、正面・斜め・横などさまざまな角度から見極める必要があります。誰かの眉を真似しても、自分にぴったりの眉にはなりません。だからこそ、プロによるその人に合ったアイブロウメイクアップのポイントの見極めが大事です。
眉毛サロンANASTASIA MIARAY(アナスタシア ミアレ)では、自眉を最大限生かし、骨格・筋肉・フェイスバランスや毛質・毛の生え方などを考慮した眉の整え方・描き方をレクチャーしています。また、アナスタシア ミアレでは初回限定キャンペーンも実施しております。自分に合った眉の整え方を知りたい方は、ぜひお近くのサロンにご相談ください。
