眉毛を抜かない方がいい理由と整え方を眉毛サロンが解説

眉毛の量や長さ、眉の形などが気になるとき、つい毛を抜きたくなりますよね。しかし、自分で眉毛を抜くことには痛みを伴うだけでなく、毛が生えてこなくなったり、肌荒れの原因になったりとさまざまなデメリットがあります。

とはいえ、眉毛を綺麗に整えたい方のなかには、「眉毛は抜かないほうがいいとは聞いたけど、抜かずに整える方法がわからない」といった方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、眉毛を整えたいときにおすすめの方法や、毛を抜かずにセルフケアをする方法などを解説します。眉毛を抜くデメリットや抜いてしまった後の対処法も紹介するので、是非参考にしてみてください。

眉毛は自分で抜かない方がいい!眉毛を抜くデメリット

眉毛の形や濃さ、長さが気になると、つい眉毛を抜いたり間引いたりしたくなりますが、自分で眉毛を抜くのはおすすめしません。ここでは、眉毛を抜くデメリットを4つ紹介します。

眉毛を抜くと元に戻るまでに時間がかかる

眉毛を切ったり剃ったりするのと比べると、眉毛を抜いた場合、元どおりに生えてくるまでに時間がかかります。誤って抜きすぎた際のリカバリーが難しくなるため、自分で眉毛を抜くのは避けたほうがよいでしょう。

眉毛を抜きすぎると生えてこなくなる可能性がある

眉毛を抜くと毛根から抜けてしまうため、毛周期が乱れてしまいます。抜き続けると、その場所から眉毛が生えてこなくなる可能性もあるため注意が必要です。眉毛が生えてこなくなると、眉毛の形を変えたり整えたりすることが難しくなります。

埋没毛や肌荒れの原因になる

眉毛を抜き続けると肌に負担がかかり、埋没毛や肌荒れの原因にもなります。埋没毛とは、皮膚の下で毛が伸びてしまうことです。毛を抜いたダメージを回復しようとする働きから毛穴が塞がってしまうと、埋没毛が生じてしまいます。

眉毛を抜くのは痛い

そもそも、眉毛を抜くのには痛みを伴います。そのうえ眉毛が生えてこなくなったり肌荒れを起こしたりするリスクがあるため、自分で眉毛を抜くのはできるだけ避けたほうがよいでしょう。

眉毛の量や産毛、眉の形が気になるときの正しい方法

眉毛の量や産毛、眉の形が気になるときの正しい対処法を紹介します。

眉毛サロンに相談する

眉毛の量や産毛、眉の形などが気になるときは、まず眉毛サロンに相談してみましょう。この後、セルフケアの方法をいくつか紹介しますが、セルフケアにはミスのリスクが伴います。リスクを抑えて理想的な眉毛を目指すなら、眉毛サロンの利用がおすすめです。

眉毛サロンでは、プロのアイブロウリストが自分の顔に似合う理想的な眉を見極め、提案してくれます。理想的な眉に整えるうえで眉毛を抜く施術がある場合もありますが、肌への負担を考慮しつつ、抜く量は必要最低限に留めてくれるでしょう。

確かな技術を持つプロの施術を受けられるため、セルフケアで抜く場合とは異なり、ミスのリスクも避けられます。「自分で抜いてミスをしてしまい、毛が生えてこなくなってしまった」という状態にならないよう、眉毛サロンの利用を検討してみてください。

眉毛サロンで受けられる施術や料金相場などについては、以下の記事で詳しく解説しています。まだ眉毛サロンに行ったことがない場合は、ぜひ参考にしてみてください。

▶︎眉毛サロンとは?施術内容や料金相場、選び方を眉毛サロンが解説!

メイクアップ後にはみ出た毛だけをカットする

セルフケアで眉を整えるときは、一度メイクアップし、メイクからはみ出た毛のみをカットしましょう。すっぴんのまま眉毛をカットすると、つい切りすぎてしまいやすいため要注意です。抜くのではなくカットであれば、ミスをしてしまった際の回復も早いでしょう。

とはいえ、極力カットもしないほうがよいという点は理解しておいてください。基本的には、自眉を活かしつつ、自分に似合う眉毛を目指すことが大切です。

量が気になるときはスキバサミでとくに密集しているところだけをカットする

量が気になる場合は、毛を抜いて間引くのではなく、スキバサミを使いましょう。眉全体からとくに毛が密集している部分だけを、スキバサミでカットしてください。スキバサミでのカットであれば、ミスをしてしまっても、元に戻るまでにそれほど時間がかかりません。

毛を抜いて間引くと、やりすぎた場合に眉毛がスカスカになってしまい、不自然に見えるリスクがあります。そのうえ、抜いた毛は元に戻るまでに時間がかかるため、セルフケアでの眉毛の間引きは避けたほうがよいでしょう。

眉毛を抜く前に!正しいセルフケアの手順

眉毛の量や眉の形が気になる場合の正しいセルフケアの手順を解説します。眉毛を自分で抜いてしまう前に、ぜひこちらの方法を試してみてください。

なお、アイブロウメイクアップ術を含むより詳しい眉の整え方については、以下の記事で解説しています。基本的な手順から確認したい場合は、ぜひチェックしてみてください。

▶︎アイブロウとは?意味やメイクアップ術を眉毛サロンが解説!

まずは理想的な眉にメイクアップする

まずは、自分の顔に合う理想的な眉にメイクアップしましょう。眉毛が生えている箇所にフェイスパウダーをのせて汗や皮脂をとり、スクリューブラシで毛流れを整えてください。

眉の形はアイブロウペンシルで描きます。眉下のラインを引いたあと、眉尻から眉山に向かってラインを引いてください。続いて、眉山に角度をつけ、眉山から眉頭に向かってラインを引くと、眉毛の輪郭が作れます。この際のポイントは以下のとおりです。

理想の眉の形に整えるためのポイント

  • 眉頭を一番太くして眉尻にかけてだんだん細くなるようにする
  • 眉山を一番高くして立体感を出す
  • 眉の太さは目の縦幅の2分の1〜3分の2程度にする

理想の眉の位置に整えるためのポイント

  • 眉頭は小鼻の真上
  • 眉山は黒目の外側と目尻の間
  • 眉尻は眉頭以上の高さ
  • 長めの眉の眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
  • 短めの眉の眉尻は口角と目尻を結んだラインの延長線上

眉毛の輪郭が描けたら、アイブロウパウダーなどで隙間を埋めていきます。眉山から眉尻まで・眉頭の順に、パウダーをのせていきましょう。輪郭のラインをぼかすようにすると、ナチュラルに仕上がりますよ。

その後、アイブロウジェルで毛流れを固定し、必要なら眉マスカラで色を付けましょう。眉色は、髪色よりもワントーン明るい色を選ぶと、自然な眉に仕上がります。

以下の記事では、眉毛を綺麗に整えるときの位置・形・濃淡・太さ・色などのポイントを詳しく解説しています。気になる方は、あわせて参考にしてみてください。

▶︎綺麗な眉毛のベストバランスとは?眉の位置や形などを眉毛サロンが解説

メイクからはみ出た毛だけを眉ハサミでカットする

眉毛がメイクアップできたら、メイクからはみ出た眉毛だけをカットしましょう。眉バサミを使って、毛先から徐々にカットしてください。

必要に応じて眉の長さと量を整える

不要な毛をカットできたら、眉毛全体の長さと量を調整しましょう。コームで眉毛を持ち上げ、眉毛の輪郭に合わせると、ほかの毛よりも長い毛だけがコームから出てきます。この毛だけをカットすると、切りすぎを防ぎつつ、長さと量を調整できますよ。

このとき、眉毛全体で長さが一律になるようにカットするのはNGです。眉毛の長さを一律に揃えてしまうと、ナチュラル感がなくなりのっぺりとした印象の眉になってしまいます。

またほとんどの場合で、眉メイクからはみ出た毛をカットするだけでも十分に素敵な雰囲気に仕上がります。長さを調節するよりも、自然な眉毛をどのように活かすかをまず検討しましょう。

眉毛を抜いてしまった後の対処法

眉毛を自分で抜いてしまった場合の対処法を3つ紹介します。

眉毛を抜いた後の肌をケアする

眉毛を抜いた後の肌はダメージを受けています。しっかり肌をケアして、肌荒れを防止しましょう。冷たいタオルなどで肌を冷やし、化粧水・乳液・アイクリームなどで保湿すると効果的です。

抜きすぎてしまったら生えてくるのを待つ

抜きすぎてしまった場合は、毛が生えてくるのを待つしかありません。カットしたり剃ったりした場合と比べると生えてくるまで時間がかかりますが、元に戻るまではアイブロウメイクなどで補いましょう。

眉毛サロンでリカバリーしてもらう

自分で眉を抜いてミスをしてしまった場合は、眉毛サロンに相談してみてもよいでしょう。基本的には抜いてしまった箇所の毛が生えてくるのを待つことになりますが、それまでの眉の整え方や描き方についてアドバイスがもらえる可能性があります。また、定期的に通うことで、理想的な眉にリカバリーしてもらえるでしょう。

眉毛を抜くことに関するよくある質問

眉毛を抜くことに関するよくある質問とその回答を紹介します。

眉毛を抜く痛くない方法はある?

眉毛を抜く方法はさまざまですが、基本的にはどれも痛みを伴います。とくに毛抜きやピンセットを使った方法は痛いケースが多いため注意してください。眉毛サロンでは、ワックスを使用し脱毛するサロンもあります。痛みをできるだけ軽減する技術で施術を受けられるため、相談してみるとよいでしょう。

眉毛を抜くのがNGな場所は?

基本、どの部分の毛も自分で抜くことはおすすめしませんが、とくに眉上のラインの毛を抜くのはNGです。眉上のラインの毛を抜くと、筋肉と眉毛が連動しなくなり、不自然に見えてしまいます。また、眉下の毛も抜きすぎには注意が必要です。眉下の毛を抜きすぎるとまぶたが引っ張られて肌に負担がかかります。まぶたは皮膚が非常に薄い箇所ですので十分に気をつけましょう。

メンズ眉は抜いてもいい?

メンズ眉も自分の抜くのは避けたほうがよいでしょう。長さ・量・形が気になる場合は、眉毛サロンに相談してみてください。基本的なメンズ眉の整え方については、以下の記事で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

▶︎メンズ眉の整え方やカット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介

眉毛を自分で整える方法がわからないときは?

自分で眉毛を整える方法がわからないときは、眉毛サロンに行ってみましょう。眉毛サロンには、眉毛を整えてくれるだけでなく、眉レッスンとして整え方やメイクアップ術をレクチャーしてくれるところもあります。うまく眉毛を描けずに困っている人は、眉毛サロンの眉レッスンを受けてみてください。

アナスタシア ミアレでも、眉レッスン「パーソナルトレーナーレッスン」を提供しています。骨格・筋肉・フェイスバランスなどを考慮した「あなただけの眉」に整える方法を学べるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

▶︎アナスタシアミアレの眉レッスンとは?施術内容や料金、実施店舗などを紹介!

理想的な眉毛に整えるならアナスタシア ミアレがおすすめ

本記事では、眉毛の長さや量、眉の形が気になるときの正しい対処法について解説しました。自分で眉毛を抜くことには、多くのデメリットが伴うためおすすめできません。眉毛の状態が気になる場合は、ぜひ眉毛サロンに相談してみてください。

セルフケアで対応する場合は、メイクアップした眉からはみ出た余分な毛のみをカットしましょう。量や長さを調整したいときも、抜いて間引くのではなくスキバサミなどを活用してください。

とはいえ、眉毛は客観視するのが難しいパーツです。例えば、右眉を手入れするときは右目に焦点があってしまうため、正面からのバランスで整えられません。遠くから引いて全体を捉えようとすると、細かい部分がよく見えず上手に整えるのが難しくなってしまいます。

眉毛を整えるときには、立体的に生えている眉毛を、正面・斜め・横などさまざまな角度から見極める必要があります。誰かの眉を真似しても、自分にぴったりの眉にはなりません。だからこそ、プロによるその人に合ったアイブロウメイクアップのポイントの見極めが大事です。

眉毛サロンANASTASIA MIARAY(アナスタシア ミアレ)では、自眉を最大限生かし、骨格・筋肉・フェイスバランスや毛質・毛の生え方などを考慮した眉の整え方・描き方をレクチャーしています。また、アナスタシア ミアレでは初回限定キャンペーンも実施しております。自分に合った眉の整え方を知りたい方は、ぜひお近くのサロンにご相談ください。

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